コラム

vol. 003

富山の伝統 置き薬とは

 今回はとやまのお薬の歴史の中でも根底にある「置き薬」についてお送りします。
 置き薬といってもピンと来ない方、置き薬は他に(富山の売薬さん・富山のくすり売り・常備薬・配置薬・配置販売業・風船のおじさん)などなど人それぞれで様々な愛称を得ながら成長してきた独特のシステムです。
 置き薬販売とはご家庭に預けた薬箱を定期的に訪問し、使用した分のお薬代を頂く後払いで運営されてきた「先方後利」システムの商売です。300年もの歴史があり人と人との密接な繋がり、信頼関係とともに現在があります。
 代表的なものでは、はら薬「赤玉」や銭湯桶で有名な「ケロリン」、「六神丸」などがあります。
 現在、ドラッグストアやコンビニエンスストアでお薬を置いている店舗もありとても手軽に入手できる時代となりました。
その中で、尚、根強くのこる配置販売システムには独自の「安心をお届けする」精神があるからではないでしょうか。人と人との密接な繋がりが現在も置き薬という形をとおしてのこっています。